毎年夏に行ってきた「カブトムシ・クワガタムシ徹底観察会」ですが、令和2年度は、新型コロナウィルス感染症による参加者の皆さまの安全確保困難のため、中止とさせたいただくことにいたしました。楽しみにされていた方には、申しわけありません。
ここ数年、「虫屋」界隈では昆虫の激減が話題になっております。これは日本だけの問題ではなく、Eテレでカマキリ先生も言っていたように、世界的な問題です。「カブトムシ・クワガタムシ徹底観察会」でもここ2年ほど観察できる昆虫の数が激減しており、昨年(令和元年)の観察会は、観察会史上最悪の惨憺たる結果に終わりました。そのため、今年も、調査目的の(クジラみたいですが)観察会は、内輪で実施する予定です。果たして昆虫の減少傾向は続くのか、それとも一時的なものなのか、長い目で見て行きたいと思います。
新型コロナウィルス感染症が終息していれば、来年(令和3年)の夏にはまた復活する予定ですので、また皆さんと顔を合わせて、楽しく昆虫を追いかけられる日が戻ることを、祈っております。
やっち